実務ログ|案件メモ
Webマーケティングの現場では、やることが尽きません。 SEO、広告、SNS、LP改善、導線、計測、コンテンツ、CRM。 何から手を付けてもそれなりに理由が立ち、どれも正しそうに見えます。 だからこそ、優先順位は“やらないこと”で決まります。
私が最初に見るのは、リスクと可逆性です。 たとえば、計測の設計を曖昧なまま改善を進めるのはリスクが高い。 後から「何が効いたのか分からない」状態になるからです。 逆に、CTAの文言調整や導線の一本化は可逆性が高く、まず試せます。 間違っていても戻せる。こういう施策は初手に置きやすい。
もうひとつは、組織の耐久性です。 週に一度しか更新できない体制で、毎日投稿のSNS運用を始めると、まず折れます。 “勝てそうな施策”より、“続く施策”を優先します。 続く施策は、途中で形が変わっても資産が残ります。
そして、経営者にとって重要なのは、「今やらない理由」が説明できることだと思っています。 やる理由は誰でも言えます。 でも、やらない理由を言語化できると、迷いが減り、現場の速度が上がります。 その速度が、結果的に成果を押し上げます。
このカテゴリには、こういう“判断のメモ”を残します。 成功談よりも、割り切った理由。進めなかった理由。捨てた理由。 それが次の判断の材料になるなら、十分に価値があると思っています。