実務ログ|GA4 / Search Console
GA4やSearch Consoleの話になると、指標が一気に増えます。 けれど、現場で一番困るのは「数字が足りない」より、「判断が遅くなる」ことでした。 つまり、指標が増えるほど、迷いも増えます。
私が最初に決めるのは、“毎週見る数字”を固定することです。 例としては、GA4なら「主要ページの流入とCV(問い合わせ・クリックなど)」、 Search Consoleなら「主要ページのクエリと表示回数の変化」。 これだけでも、意思決定は十分に回ります。
見ない数字を決めるのも重要です。 たとえば、探索レポートの細かなセグメント分析は、必要なときだけでよい。 常時やり始めると、毎週の振り返りが“調査”になり、改善が止まります。 まずは運用が回ること。回った後に、深掘りする順番が安全です。
Search Consoleは「順位」を見過ぎないようにしています。 1位と3位の差より、「表示回数が増えたのにクリックが増えない」方がヒントになります。 それはタイトルの問題かもしれないし、意図のズレかもしれない。 ただ、そこで大事なのは“推測の前提”を残すことです。 何を見て、どう仮説を置いたか。これが残ると、改善は積み上がります。
数字の目的は、説明ではなく、判断です。 誰かに報告するためのレポートよりも、次の一手を決めるための視点を優先します。 今日は、見る数字を増やす前に、迷いを減らす仕組みを先に作る、という話を置いておきます。